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  更新時間:2001年05月08日21:32(北京時間)

花岡闘争の指導者、耿諄氏が花岡事件について対談(一)

  人民網のビデオコラムでは4月29日、花岡闘争および鹿島側との交渉や裁判でリーダー役を務めた耿諄(こうじゅん)さん(86)の近況について報道した。昨年11月29日、花岡訴訟での「和解」成立以来、耿諄氏はメディアに登場しなくなったため、編集部には多くの読者から問い合わせの手紙や電話が相次ぎ、映像の見方や文章での報道を求める声が多く寄せられた。編集部では読者のリクエストに応え、映像の内容を整理した。長い会話を編集上短くしているから、realplayer閲覧ソフトを利用できるユーザーは、動画を参照にして読むことをお薦めする。

  耿諄さんは、日本の友人である西村和子さんと日本留学中の張宏波・社会学博士との対談で、「和解」の前後の情況を振り返り、正義が必ず勝利し、客観的かつ公正な歴史的記録を残すことができると信じていると語った。また耿諄さんは、ある作家に様々な資料を提供しており、すでに原稿が書きあがっていることを明らかにした。花岡訴訟に関心を寄せる読者はまもなく、さらに詳細な記録を手にすることができると思われる。

  質問:「和解」では、日本の鹿島建設が謝罪したかどうかという問題が、様々な議論の対象となりましたが、これについて耿諄さんの考え方を教えてください。鹿島は謝罪したと言った人がいたのですか。

  耿氏:弁護士の意見は、以前の共同声明に基づいて、鹿島側は重ねて謝罪しているというものだった。しかし結果的に鹿島側の態度から判断して、鹿島には謝罪の意思は全くなく、また法的責任も負わないつもりだということがわかった。これには腹を立てている。

  弁護士はあの時、「鹿島は重ねて謝罪する意思があり、これまでに合意した共同声明に基づいて謝罪する」と言った。鹿島側は賠償金を少なくしたいと言って来た。その後様々な原因を考慮して、鹿島側の主張どおり賠償金は減額された。鹿島が誠意をもって謝罪し、自らの罪を認めるのであれば、我々は譲歩しても良いと思った。

  その後、鹿島側が発表したあの声明を見て、怒りの気持ちが湧いてきた。鹿島側は基本的に……、資金は出すが、それは慈善的意味合いのものであり、中国人救済のためだと言ってきた。

  質問:耿諄さんは自作の詩の中で、「歴史の公道を取り戻し、人間の尊厳を守り、中日の友好、世界の平和を推進しよう」と書かれていますが、ほとんどの日本紙の翻訳では「歴史の公道を取り戻し、人間の尊厳が守られた」と過去形になっています。この表現は、原告が「和解」に賛成したものと見られていますが、これは耿諄さんの気持ちに沿うものですか。

  耿氏:ああああ、本当に……これが公道の取り戻しと呼べるのか。

  この事件については現在みんなが知っている。原告が一方的にだまされて、欺かれたのだ。多くの人が論争しているというのも聞いている。どこかの新聞が「花岡事件、再びトラブル」という記事を載せたようだが。

  質問:和解書には、鹿島側には法的責任がなく、資金は「慰霊」の名目で払われると記されていますね。また鹿島側は声明を発表し、支払われた資金は補償や賠償を目的とするものではないと述べています。罪を認めない鹿島に、彼らが殺害した中国人労働者を「追悼」する資格があるとお考えですか。

  耿氏:被告(鹿島)は我々原告に対し、このようなことが言えるのだろうか。彼らは加害者であり、中国人労働者を殺害した張本人なのだ。隣への援助と追悼を同じように扱えるのか。

  「人民網日本語版」2001年5月8日

  

  

  

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