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日産マーチ人気爆発 発売1週間で2万5000台受注

日産自動車が今月5日に発売した新型マーチの受注が、11日までの1週間で2万5000台に達した。爆発的なヒットとなったホンダの小型車フィットの発売時をしのぐ記録的な数字で、小型車ブームと巧みな宣伝戦略が効果をあげたようだ。
同社は「個性的なデザインとお得な装備、さらにライバル車より安い価格がうけた」と分析し、販売店では最長3カ月待ちの状態だという。
フィットやトヨタ自動車のヴィッツがひしめく排気量1リットル〜1.4リットル程度の「スモールカー」市場は、デフレ経済と相次ぐ新型車投入で成長を続けている。新型マーチの主力タイプは排気量1.2リットルだが、客の5割が排気量1.5リットル以上の中型車からの乗り換えだという。
発売最初の10日間で2万3000台を受注したフィット同様、発売前に消費者の期待をあおる戦略も功を奏した。フィットは発売前に姿や車名を出さないポスターなどを配布したのに対し、マーチは昨秋の東京モーターショーで完成型に極めて近い「試作車」を公開。情報を積極的に流した。
日産にとって久しぶりのヒット車を生産することになった追浜工場(神奈川県横須賀市)は今月、2日の休日を返上したうえ、1日2時間の残業も続いている。
「朝日新聞」2002年3月15日
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