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2002年上場企業年次報告 3つの結論
「上海証券報」と国家信息センターは26日、「2002年上場企業年次報告」を共同発表した。その中で(1)上場企業は経済成長を促す中堅的存在となっている(2)上場企業の経済成長への寄与度がますます高まっている(3)上場企業に関する問題の核心は株式構造の不合理性にある――との3つの結論を明らかにした。
年次報告は昨年スタートし、毎年に1回発表される。上場企業を国内外のマクロ経済的視点から考察する報告としては国内唯一のもの。
同報告は上場企業約1200社の2002年度決算報告をベースに、8つのテーマを掲げて、上場企業が国民経済に果たした役割を客観的に分析・評価する。全約7万字。16人の研究者が共同で執筆した。
同報告は上場企業が国民経済に果たした役割を詳細に分析。国有経済で最も活力にあふれていたのは上場する国有および国有持ち株企業で、昨年の上場企業の投資の伸びは国有および国有持ち株企業全体のそれを大きく上回ったほか、就職問題の解決でも上場企業は上場していない国有および国有持ち株企業を上回る貢献をした。上場企業の経済成長への寄与度がますます高まっている。
同報告は各上場企業が所属する業界で果たした役割を比較・分析し、電気・ガス・水道・鉄鋼関連の上場企業が、各産業の水準を上回る好調な業績をあげたと記す。上場企業の業績伸長の考察では5つの要因を指摘。また国内外の市場環境および政策の変化が上場企業に与えた影響を分析し、世界貿易機関(WTO)加盟により到来したチャンスが上場企業で実を結び始めているとの見方を示す。さらに株式の現金回収率、成長性、利潤性などを総合的に見て、2002年度には上場企業の投資価値が高まったと結論づける。
同報告によると、上場企業は現在、資金運用の効率の悪さ、情報開示が規範的でないこと、時折発生する不正事件といった問題を抱えている。株式構造の不合理性が問題の核心だという。
同報告は2003年度のマクロ経済環境と国内外の産業発展が上場企業に与える影響についても予測と分析を行う。重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行に言及し、経済に一定の影響が出るが一時的なもので、感染が抑制されるにつれ、上場企業を取りまく環境は回復し改善されるとする。また国有資産管理システム改革がスタートしたことに触れ、2003年は上場企業の国有株式の移譲が急増して、将来性のある産業の、国有株式が占める割合が50%を超える上場企業の合併・買収が進められると予測する。
「人民網日本語版」2003年5月27日
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