![]() |
![]() ![]() |
![]() |
人民網記者、青蔵鉄道を行く(5)日本人の西蔵行
今回、前川さんは日本人19人からなる観光ツアーに参加した。ツアー客の平均年齢は65歳前後で、最高年齢は80歳以上。前川さんによれば、ツアー客の中には中国が初体験の人もいれば、長年の中国経験があり、チベットの景色を一目見ようと参加した「中国通」もいるとのことだった。 「私たちは東京の成田空港から出発して、上海経由で西寧まで行き、青蔵鉄道に乗り換えてラサに到着する予定です。ツアーは9日間で、料金は一人40万円前後です。それでもツアーに参加する人はとても多く、みなさん青蔵鉄道に乗って、鉄道沿いの美しい景色を堪能したいと思っています。私は列車内に飾ってあるチベット族の修飾品がとても気に入りました。これでチベット到着に向けて期待感が増しました」と前川さん。 種村直樹さんは日本の鉄道雑誌に文章を寄稿するフリーライターだ。北半球の30以上の国々で列車の旅を経験したことがある種村さんは、30年前に「中日友好鉄道民間ツアー」に参加し、中国を訪れたことがある。鉄道に対して並ならぬ興味を持つフリーライターは、青蔵鉄道開通のニュースを知り、この鉄道を見るために自ら中国を訪れることを決意したという。種村さんは、列車内の座席と寝台がとても清潔なこと、また普通なら飛行機内に設置されている気密設備が列車車両内に配備されていることに驚いたと述べ、さらに中国がこれほどの短期間でこの「世界最高海抜を走る鉄道」を造り上げるとは思わなかったと述べた。 「中国は以前より一層開放的になりました。青蔵鉄道の開通は、外国人がチベットを理解する機会もさらに増えることでしょう」と種村さんは話す。 過去7回中国を訪れ、多くの有名な山河を訪れている大林さんは、青蔵鉄道とチベットに対する印象について、「青蔵鉄道のおかげで退職後13年経つこの私も、宗教的魅力にあふれる世界遺産、ポタラ宮を訪れることができる」「列車内の酸素供給システムによって、標高差による高山病にもかからずに済んだ」と述べた。大林さんはまた、チベット高原の自然にもっと多く間近に触れるために、鉄道沿いの展望台を増設して欲しい(現在6カ所)とも述べたが、中国の環境保護関係者によれば、展望台の過度な増設はデリケートで貴重な草原の植物にとって良くないということだった。どのように貴重な高山植物を保護しつつ、旅行客の要求に応えていくかは、これからの重要な環境保護の課題になるという。 青蔵鉄道は開通以来、前川さん、種村さんのような、高原の美しい風景を味わうため遠路はるばる訪れる日本人旅行客を引きつけている。 多くの資金、情報、物資がチベットに流れ込み、日本人のような旅行者が押しかけるにつれ、チベットの経済構造は向上し、文化が発展し始めた。チベットは今まさに歴史的な発展のチャンスを迎えているというのが、多くの専門家の意見だ。 窓の外にはチベット北部の草原とのんびりとしたヤク、羊の群れ。前方遠くにある念青唐古拉(ニェンチェンタングラ)山脈の雪景色を眺めつつ、大林さんは言う。「ラサはすぐに国際都市になりますよ」(編集SN) 写真:酸素ボンベをもってチベット行きの準備をする種村直樹さん 「人民網日本語版」2006年8月11日
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。 掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。 Tel:日本(03)3449-8256 北京 (010) 6536-3613 MAIL:info@peopledaily.co.jp |
|||||||||||